耐震リノベ
耐震リノベーション
強い家で家族を守る耐震リノベーション
「いつ起きてもおかしくない」と言われ続けている南海トラフ巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7の地震が発生する恐れがあり、隣接する周辺地域の広範囲では震度6強から6弱にまでなると想定されています。
政府の地震調査員会が2020年1月24日時点のものとして公表した資料によりますと、マグニチュード8~9クラスの地震の30年以内の発生確率は70~80%であるとされていました。しかし、直近の2022年1月13日の発表では、40年以内の発生確率は90%に引き上げられ、かなりの高い確率で巨大地震が起こると想定されました。
地震の怖さはいつ来るかわからないということ。もしかしたら明日やってくるかもしれないのです。私たちは地震から命を守るための耐震補強を推進しています。
2000年以前に建てられた木造住宅※1の約9割は倒壊の可能性も。
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合の調査データ 令和元年10月発表
調査対象の住宅について:
※1 1950(昭和25)年~2000(平成12)年5月までに着工された木造在来工法2階建て以下
※2 n=13,113棟 ※3 n=13,702棟
まずは耐震診断で家の強さを確認しましょう!
耐震診断では外回りや壁・床・基礎や床下、屋根裏などを目視や調査器具で調査します!
耐震診断の調査結果から耐震診断書を作成します。耐震診断の結果は、総合評点に基づき4段階で評価します。
総合評点1.0以上の「倒壊しない」・「一応倒壊しない」であれば、耐震性があると判断されます。一方、「倒壊する可能性がある」・「倒壊する可能性が高い」の場合は、大地震によって大きな被害が生じる可能性が高いため、耐震補強による対策が必要となります。耐震診断では、人命保護に重点を置き、「大地震時に倒壊しない」ための耐震性確保を目的としています。
耐震診断でわかること
・総合評価
・階ごとの平面図
・地盤、基礎
・劣化度
・壁の配置バランス
・必要耐力の算出
・耐力要素の詳細
診断結果から建物の弱点が見えてきます。例えば・・・
「耐震性のある壁や筋かいが少ない」
「南側に大きな窓あり壁のバランスが悪い」
「木材が腐っている」等・・・
この弱点を補強するのが「耐震補強工事」。まずは耐震診断を行い、住宅の弱点がないか確認しましょう。
リノベーションプランに耐震計画をプラス!
経験豊富な建築士が耐震診断を行い、もしも基準に満たなかった場合、日本建築防災協会の基準に基づく上部構造評点1.0以上になるよう適切な耐震計画のもと、耐震補強工事を行います。
リノベーションでは元々の壁位置が変更になるケースが多くあります。間取りを変えればそれに伴って補強計画が必要です。建物が綺麗になるのはもちろんですが、地震に安心して生活できるリノベーションが大切です。
※UKENは日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)組合員です。
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)とは、全国約1,000社の工務店・リフォーム会社・設計事務所などから構成される団体です。国土交通省の「住宅リフォーム事業者団体登録制度」の登録団体となっています。
【地震災害から国民の生命と財産を守るため、「安全で安心できる家づくり・まちづくり」に取り組み、耐震社会の実現を目指す】ことを基本理念とし、地震災害の備えに対する啓発活動や木造住宅の耐震性能向上のための活動を行っています。