年末年始にやってみよう!-お家のメンテナンスチェックリスト-
年末年始にやってみよう!お家のメンテナンスチェック
年末年始は“家の健康診断”をする絶好のタイミング
年末年始は家族や親戚が集まり、普段より家で過ごす時間が長くなる季節です。
普段は気づきにくい家の傷みや不具合を見直す、絶好のチャンスでもあります。
気づかないまま放置すると、後で大きな修繕費につながることも。
今回は、建築のプロが年末年始に必ず見てほしいチェックポイントをまとめました。
ぜひチェックしてみてくださいね!
①外まわりのチェック
■ 外壁・屋根
外壁や屋根は、紫外線や雨風を直接受けるため、劣化しやすい場所です。
チェックポイント
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外壁のひび、塗装の剥がれ
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コーキング(目地)の割れ
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屋根材のズレ、割れ
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雨樋の詰まり
→ 小さな劣化でも溢れや逆流が起きて外壁等を痛め、“雨漏り”の原因になることがあります。
■ 窓まわり
窓は熱が最も逃げやすい場所。冷気や結露は要注意です。
チェックポイント
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結露が増えていないか
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サッシの動きはスムーズか
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ゴムパッキンの劣化
結露や隙間風は、断熱性能が落ちているサインです。気密性や断熱性を高めることで家全体が暖かくなります。
■ ベランダ・バルコニー
防水の劣化は雨漏りに直結する大事な部分です。
チェックポイント
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水たまりができていないか
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排水口が落ち葉などで詰まっていないか
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床の浮き・ひび割れ→防水層が硬化・劣化しているサイン
築10年以上なら、一度プロの点検をおすすめします。
②室内のチェック
■ 換気扇(キッチン・浴室)
換気扇の弱りは“カビ・におい”の元です。
チェックポイント
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異音や振動がないか→モーターや羽根が弱って換気がうまくできなくなっているサイン
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回転が弱くないか
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フィルターが詰まっていないか
10年以上使用している場合、換気扇自体の交換を考えましょう。
■ 浴室
浴室は年末の大掃除でしっかり確認しておきたい場所。
チェックポイント
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パッキンの黒カビ→清掃後換気してしっかり乾かすのがポイント。ひどい場合は交換を検討しましょう。
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ドアの通気スリット詰まり→しっかり通気できるよう清掃しましょう
放置すると、部材交換が必要になることもあります。
■ トイレ・洗面の水漏れ
小さな水漏れでも長期間放置すると床が腐ることがあります。
チェックポイント
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床が湿っていないか
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水が止まらず流れ続けていないか
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給水管ににじみがないか
■ 壁紙の浮き・黒ずみ
特に冷気が当たる壁は要注意。
チェックポイント
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壁紙が浮いている
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黒ずみがある
→ カビや断熱不足が影響していることも。
③設備のチェック
■ 給湯器
冬は給湯器が最も故障しやすい時期です。
チェックポイント
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お湯の温度が不安定
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リモコンのエラー表示
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使用期間が10〜15年以上
給湯器は使用開始から10~15年で故障リスクが高まります。冬場に急に使えなくなる前に、早めの交換を検討することをお勧めします。
■ 火災警報器
火災警報器の寿命は約10年。
年末に「テストボタン」を押して、動作確認をしましょう。
■ エアコン
冬の電気代にも影響する重要設備。
チェックポイント
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フィルターの汚れ
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カビの臭い
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暖房の効きが弱くないか
エアコンが汚れていると、風の流れや熱の伝わりが悪くなり、エアコンが余計な力を使ってしまいます。
こまめな清掃で電気代も抑えられます。
④年始に特におすすめの“予防メンテナンス”
■ 内窓(断熱対策)
冬の寒さ改善に最も効果が大きいリフォーム。
補助金が使える年も多く、年始からご相談が増えてきます。
冬の寒さにお困りの方は一度ぜひUKENまでご相談下さい。
■ ベランダ防水の再施工
10〜15年で劣化が進むため、一度チェックしてみては。
■ 外壁・屋根の点検
春の塗装シーズン前に計画するのがお勧めです。
【まとめ】
年末年始は、日頃なかなか手が回らない“家のメンテナンスチェック”に最適なタイミングです。
外まわり → 室内 → 設備
この順番でチェックすると、見落としが減り、家の寿命を延ばすことができます。
気になる症状があれば、UKENにご相談下さい。
↓チェックリストをご用意しましたので、ぜひご活用ください。↓

